2013.02.23
来る3/21〜24、東京国際フォーラムにてアートフェア東京2013というイベントが開催されます。突然のことなのですが、そこに出展されるアマナホールディングスさんという出版・メディア関係の企業の展示ブース設営を担当させて頂くことになりました。



上はアマナホールディングス出版の芸術写真誌「IMA」です。詳しくは是非以下のページをご覧になってみて下さい。
http://imamagazine.jp/
http://imaonline.jp/

まだ昨年創刊されたばかりの新しい雑誌なのですが、今回はこの雑誌の企画として「Japanese Art Photographers 107」という展覧会がアートフェア会場で行われます。私が担当するのは写真を展示するためのスペースで、107枚もの写真を展示するために制約が多く、時間も限られているためなかなか難しい仕事になることが予想されています。とはいえ、今までとは全く違うジャンルへの挑戦になるので、仕事の幅を広げるという意味では非常に楽しみです。



会場下見のため、東京フォーラムにも行ってきました。久しぶりに見上げるガラス棟は相変わらず圧巻!イベントの会場は地下2階の展示ホールなのですが、それでもこの場所で仕事が出来るというのはちょっと感慨があります。緊張感はありますが、やれる事を精一杯やってみようと思います。

2013.02.23
 2013.02.19
台湾の書籍にF-WHITEが掲載されました。タイトルは「Japanese Home Design」です。



サブタイトルは「図解和風自然設計宅」となっていますが、装丁は必ずしもそんな感じでもないような・・。ちなみに著者の肩書きは「住宅観察者」です。何かケレンの匂いがするなあ。



8Pに渡って紹介されていますが、写真自体はいつもと同じなので割愛!関心のある方は、是非弊事務所ホームページをご覧になってみて下さい。



問題はこれだ。末尾に設計者に対するQ&Aが載っているのですが、実はこのやりとりがどうしても思い出せません。こんな質問、されたっけ?中国語なので、自分がなんと答えているのかが分からないのが気になります。

とは言え台湾の編集者はみな律儀で、情報提供者に対する対応は決して悪くありません。最近では中国の出版社から「アナタの作品を載せたから」という一方的な事後通告がたまにあるのですが(もちろん本は送られて来ない、というか写真をどこで手に入れたの?)、それに比べると同じ漢民族でも態度には雲泥の差があります。この本は著者の派手やかなサイン入りで送られて来ました。

ちなみに編集者の態度の悪さワーストワンは中国、ワーストツーはアメリカで、取材のいい加減さや食言の多さは他に比べて飛び抜けています。この二国、何か相通じるものがあるんでしょうか・・。気になるところです。

2013.02.19
 2013.02.16
金沢の現場はいよいよ佳境。少し前から、左官の作業に備えて建物は防寒着を着ています。モッサいですね!



室内には窓がつき始めました。シンプルに見せてかつ換気が可能で机と一体化した窓を作ろうとした結果、おそろしく複雑な設計になってしまったのですが、今回来てみると難なく出来上がっていました。能登出身の大工さん達、丁寧なお仕事に感激です。



ただ、防寒着を着ているため折角の窓から光が入る様を見る事が出来ず、ちょっと残念。光と空間を検証出来るのはまだしばらく先かな・・。春の楽しみにしようと思います。



というわけで、しばらくは空間よりもディテールが話題の中心になりそうです。上も今回新しく出来上がった表札?用のステンレスプレート。何と長さ2.5メートル余りです。



表札なのに、何故か名前の表記はありません。代わりに小さく番地の表記が。ミニマリストであるクライアントのIさんのアイディアなのですが、これはかなりクールなはず!



そして家具屋さんが試作して下さった階段のモックアップです。階段全体を木で作ったブロックのように重厚に見せるため、蹴込みの全くないツライチのディテール。実に実に美しいのですが、家具屋さんと大工さんは「これは難しい・・」と頭を悩ませています。

今回は難問の打ち合わせが目白押しでしたが、一通り方針を立てて現場を後にすることが出来ました。もちろん、現場に難しい工事をやってもらうからにはこちらもバッチリした図面を描かねばなりません。大量の宿題を抱え、東京への帰途につきました。

次回は二月末か三月頭、金沢にも春の気配が見え始める頃に訪問の予定です。

2013.02.16
 2013.02.01
「建築ジャーナル」2月号が発売されました。先月に引き続き、表紙絵を山本が担当しています。



タイトルは「建築家が動いて公共事業を良くしよう!」なのですが、何を描いたか分かるかな・・。

2013.02.01
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