建物の意匠や設計思想はどうしても時代ごとの流行の影響を受けやすいものですが、時代が変われば通用しないようなものでは適切とは言えず、残念ながら日本の建物の多くは現実の生活の変化について行けていないのが実情です。

逆に30年、つまり二つの時代ほどの年月が経っても設計思想が変わらず通用する建物であれば、それはさらに長い期間にも通用する、あるいは洋の東西を問わず通用する普遍性を持つと言えるのではないでしょうか。そういう建物であればこそ、年月による陳腐さ故に建て替える必要もなく、より長く住み続けることが出来る筈です。   >NEXT