2012.09.24
雑誌「住まいと電化」10月号から、不定期で記事を連載させて頂くことになりました。



記事のタイトルは「住まいのアイディア・ノート」。電化住宅とは直接関係ありませんが、住宅に関するアイディアを発表する場として年に4回程度のペースで文章とイラストを描かせて頂くことになっています。第一回目は「丸い中庭の家」を取り上げる事にしました。



お気づきの方も多いかと思いますが、実はこの記事、先日の「住まいの惑星」展で用いたプレゼンテーションボードを改訂したものです。というよりも、もともとどこかの雑誌が記事として採用してくれないかな〜と考えて読み物的な体裁で作ったものなのですが、展覧会に来て下さった「住まいと電化」編集の方の目に止まり、気に入って企画化して下さいました。

展覧会時のプレゼンは事務所ホームページでも取り上げているので、良かったらご覧になってみて下さい。本当は雑誌に載せているものを紹介するのは控えるべきなのですが、この場合はホームページの方が先にあったものなので許してもらえるでしょう。こちらはフルカラーで見て頂くことが出来ます。
http://takuroyama.jp/workCCH1.htm



今回の記事、内容自体は展覧会時とほぼ同じなのですが、横書きへの変更や白黒対応が意外に大変で、レイアウトの変更も含めて非常に苦戦することになりました。

しかしながら実際に印刷されたものを見てみると・・色味や細かい点に、校正では気付かなかった不備が沢山見つかってしまいました。絵や文字の密度も本になると校正とは全く違ったものに見えて来ます。絵を描く仕事は以前からやってみたいと思っていたのですが、どうやら印刷される画像をコントロールするには独自のノウハウが要求されるようです。



というわけでやや苦い滑り出しとなってしまいましたが、ここは一ついい勉強をしたと思う事にしましょう。

引き続き11月号にも第二回目の記事が掲載されることになっており、現在こちらも校正に追われています。以降は来年2月以降、各季節に一回のペースでお送りすることになっているのですが・・。果たしてアイディアと作業が追いつくのでしょうか。空恐ろしいですが折角の機会、とにかく行けるところまで行ってみようと思います。

2012.09.24
 2012.09.14
「World Trip」の試作品を広島のプラスチック加工会社さんが作って下さいました。



「World Trip」をご存知ない方は、よかったら以下をご覧になってみて下さい。今年4月、TIFF AWARD 2012を受賞した際に配信したものです。
http://takuroyama.jp/nl/mailmagazine01.htm

とりあえず日本だけではありますが、それでも形になると様々な事が分かります。さて、次のステップは如何に・・。

2012.09.14
 2012.09.12
取材打ち合わせのため、久しぶりでF-WHITEを訪れました。写真は中庭でお茶を飲んでいる様子です。



2012.09.12
 2012.09.11
金沢で進行中の仮称I-HOUSE、紆余曲折を経ましたがついに工事契約が締結され、着工を迎える運びとなりました。



上は金沢国際ホテル、最上階のレストランから見た市街の様子です。契約手続きの後、建築主のIさんご一家と工務店、そして設計者である私の三者で記念に食事をご一緒しました。

事情により計画中に敷地の変更が発生し、それに伴う様々な余事により遅延を余儀なくされていた計画ですが、ついにここまで漕ぎ着けることが出来ました。来し方を振り返れば、やはり感慨深いものがあります。



上は現在の敷地の様子です。現在敷地に建っている住宅は残念ながら老朽化がひどく、建て替えのため取り壊すことになりました。私もこの家で何度も打ち合わせを重ねたため少し寂しい気がしますが、長くここで生活されたIさんの心情は察するになお余りあるものがあります。せめて少しでもいい住まいを作る事で、Iさんの寂しさを慰めることが出来れば・・。改めて家を作る責任の重さを感じずにはいられません。



帰りは二日だけ夏休みを頂き、故郷である京都に寄って東海道経由で帰って来ました。久しぶりに見る富士山は、雪こそないもののやはり雄大かつ優美な姿。実家でのリフレッシュに加え、さらに少し爽やかな気分になって東京に帰って来る事が出来ました。

暑かった夏もようやく終わり、いよいよ激動の秋に突入することになります。

2012.09.11
 2012.09.06
残暑お見舞い申し上げます・・。



2012.09.06
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