2014.04.21
岡崎のCafe Organica、進んでいるんですか?とよく聞かれますが進んでいます!現在実施設計中、スケッチを描いてイメージを練っているところです。



概して計画中の建物の進捗を公開するのには慎重なのですが(後に引けなくなると困るので)、さすがにそろそろ何をすべきかが見えて来ました。絵が描けるようになって来たらこっちのもの。

上はカフェの見下ろしラフスケッチ、プランなどはまだ調整中ですが、仕上げや建物のイメージは固まりつつあります。



別案のカフェ見上げ図。今回は天井を仕上げず、梁を現しにしたいなあなどと考えながら絵を描いています。ツルッとした箱ではなく、奥行きとテクスチュアのある空間のイメージかな。でも保健所は天井を仕上げろって言うんだよなあ。ブツブツ。



この絵はテラスのイメージを描いたものですね。建物の周りにはひな段状のテラスが幾つも取り巻いていて、お店と住宅、屋内と屋外の立体的なコミュニケーションが自然発生するような空間を作ろうとしています。

テラスは同時に緑化のためのスペースであり、将来的には建物が緑の中に埋もれてしまうくらい繁茂してしまう可能性も考えられます。そんな状態になっても建物の存在意義が失われない、そんな建物を作るにはどうしたらいいか・・。なかなか難しいテーマなのですが、新境地を開くきっかけにしたいですね。現在、全体像のマジドローイングも作成中、折を見て公開したいと考えています!

2014.04.21
 2014.04.15
今年度の最初は新緑の話題から。
弊社設計のランプシリーズ「Minimal Green」がデザイン紹介サイト「DESCROLL」「gooood」「Interior Minimalistas」で取り上げられています。

http://www.interioresminimalistas.com/2014/04/09/
http://www.descroll.com/design/minimal-green
http://www.gooood.hk/Minimal-Green



この「Minimal Green」、もともとは金沢「白い洞窟の家」用の照明として作られたものですが、今回それらに名前を付け、一つのシリーズとして再構成することにしました。ラインナップは4種類、色は2色を用意しています。



コンセプトは「ほんの少しだけみどり」。
「Minimal Green」というタイトルもこのコンセプトに由来しており、「緑じゃないじゃん!」というツッコミを期待しつつ直訳を命名することにしました。クールかつスタイリッシュにデザインされた家に、ほんの少しの暖かみを加えることを目的に作られたこのシリーズ。シンプルでストイックな中にじわりとにじむ素朴な植物の味わいを出そうと、モチーフには花と小枝を採用しています。



写真はテーブルランプ「Flower」。タンポポのような小さな花をイメージした、手頃なサイズの照明です。



シャフトの色は白と黒の二色を用意していますが、それぞれ少しずつ違った味わいがポイントです。黒はランプシェードとの対比によりシェードが空中に浮かんだような効果が魅力的、一方の白はそのような効果の代わりに全体として儚げな美しさが出るように配慮しました。写真はフロアランプ「Blossom」、白バージョンです。



詳しいラインナップや写真については、HPの方にも新たにコーナーを作成したのでそちらをご覧になってみて下さい。既に開発は完了し実用段階にあるので、関心のある方向けに試験的な販売を行ってみようと考えています。価格などについては、山本卓郎建築設計事務所まで是非お問い合わせ下さい。

http://takuroyama.jp/worksMG1.htm
お問い合わせはこちら



はてさて、果たして引き合いが来るものやら・・。そもそも日本でフロアランプの需要があるのか?という疑問も多少あり。ちなみに今のところスペインからは一件問い合わせを頂いています。変圧器がいるよ、と返事をしたらその後連絡がなくなってしまいましたが。

以上、春の話題でした!

2014.04.15
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