2008.08.22
仮称S-Houseが完了検査を無事合格しました。ほっとするのも束の間、今度は急いで撮影を行わなければなりません。



天候や日程の都合のせいで、事実上一日しか確保出来なかった撮影日なのですが、幸い見事に晴れ上がりました。お盆も過ぎ、いつの間にか秋の雲が見られるようになっています。



撮影は、大阪を拠点に活躍しておられる建築写真家の杉野圭さんにお願いしました。初めてお会いしたのですが非常に気さくな方で、こちらもリラックスして撮影助手を勤めることが出来ました。



撮影は順調に進み、午前中には主要なカットは撮れてしまいました。午後からは少し雲が出始めたため、午前に重点的に撮っておいて正解だったようです。少しだけ西日の欲しいカットを撮ったあとは、夜景が撮れる時間まで待機が続きます。



そして夜景です。6時半頃にはもうかなり暗くなっていました。いつの間にか日も短くなったようです。

結局杉野さんにはほぼ12時間おつきあい頂き、たっぷりと撮影して頂くことが出来ました。どんな写真になるのか、出来上がりが楽しみです。

2008.08.22
 2008.08.13
ついに最後の工事日を終え、お盆に入りました。お盆明け後はすぐに完了検査・撮影・引き渡しと続くため、気の抜けない日が続くことになります。



2008.08.13
 2008.08.09
仮称S-House、室内の仕上げが完成しつつあります。



壁や天井の塗装は既に終了し、床のコルクタイルも貼られました。床が出来ると急に室内が家らしくなります。



個室など、各部分も仕上がっています。



屋外には手すりなどがつき始めました。



上の写真は、一階廊下の奥にある全面鏡貼りの引き戸を写したものです。まっすぐ延びた廊下の中程に、鏡が嵌まっているのがお分かりでしょうか。

この引き戸は洗面所や浴室を仕切っているので普段は閉められているのですが、ただの引き戸では廊下の突き当たりが閉め切られた場合の印象の暗さが玄関からも見えてしまいます。廊下の向こうにまだ光と空間が広がっているように感じさせるために、この引き戸の一面に鏡を貼りました。結果は上々で、一階全体の印象を明るくするのにかなり貢献しています。



今回初めて導入した、プリーツ網戸です。使用時も使用しない時も、木の枠の中にぴったりと網戸の枠が納まるように工夫しています。なかなか複雑な納まりだったのでちゃんと動作するか懸念があったのですが、幸い上手く機能してくれているようです。

室内が仕上がったことで、かなりゴールが近く感じられるようになりました。竣工まであと一息です。

2008.08.09
 2008.08.01
足場の解体が始まりました。



鳶のお兄さんが威勢良くパイプをバラしていくのを、監督さんはハラハラしながら見守っています。壁に傷をつけてしまったら、足場なしで補修をしなければなりません。



線路側からも姿が見えるようになりました。



昼休み、鳶のお兄さんがテラスで昼寝をしています。

足場や防護ネットが外されたことでこの部分はとても風通しが良くなりました。もともとここはゆったりと昼寝や読書をしてもらえる屋外空間にしたいと考えていたので、こちらの意図の通り使われているのをみるとしてやったりという感じです。



夕方には全ての解体が終わり、建物の全貌が現れました。幸いしっくいは綺麗に仕上がっているようで、気になる所はありません。外観が殆ど完成して、いよいよ現場も大詰めを迎えたようです。

2008.08.01
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