2009.02.27
仮称F-Houseの竣工を二ヶ月後に控え、家具探しに奔走しています。

家具についての方針は既に概ね決まっているのですが、ダイニングテーブルになかなかこれと言ったものが見つかりません。建物のコンセプトにマッチし、椅子と相性がよく、かつFさんの好みに合うテーブルを求めて、週末ごとにFさんと家具屋を渡り歩いています。



椅子についてはFさんのご希望によりハンス・ウェグナーのYバックチェアを選択。固いところですね。名作中の名作と言っていいでしょう。

椅子が決まれば後はすんなり行きそうなものですが、なかなかそうも行きません。ダイニングの空間形状等から、私が絶対丸テーブルにすべきだと主張。そうすると、選択肢は結構限られて来ます。



やはりウェグナーのデザインしたテーブルなら無難なのですが、やや面白みに欠けるか?



北欧系の中ではちょっといかつい感じ。



最近は無印良品でも無垢材の上級品種を用意していて、立派な厚板のテーブルを買う事が出来ます。ちょっと色が合わないけど・・。

本日は青山辺りの家具屋を回っていたのですが、たまたま覗いたブティックにFREM ROJLEのダイニングセットを発見。'50年代の、デンマーク製の家具です。



ご覧の通り、椅子がテーブルと完全に一体化し、綺麗に背もたれが収まる作りになっています。カッコいい!



椅子の方は、テーブルの下で綺麗に収まるように座面がおにぎり型になっており、足も三本足です。単体で見ても、可愛いデザインですね。

かなり惹かれるものがあるのですが、残念ながらこのダイニングセットは日本には正規輸入されていないようです。中古品がたまにネットオークションなどで出回ってはいますが・・。

テーブルは意外に納期がかかることがあるので、そろそろ決めてしまわなければいけません。ひょっとすると、来週は候補テーブルを見る為に、群馬県の工場まで出張することになるかも・・。

2009.02.27
 2009.02.17
仮称F-Houseの工事が進んでいます。各部の進捗をダイジェストでお伝えします。



外観はこの通り、既にかなり形になっています。玄関ドアが取り付けられれば、モルタルを塗る事が出来るようになります。



ダウンライトを一つ、試作を兼ねて作りました。なかなか可愛い仕上がりです。



中庭上空には一時的にシートが張られ、ちょっとしたドームが出来ています。作業スペースが確保され、窓が未装着の状態でも室内が雨で濡れる事がありません。しばらく空が見えないのが残念ですが、取り外される時が楽しみでもあります。



断熱材を吹き付ける作業も行われました。



中庭周辺は、建具を取り付ける為の鴨居などが着々と出来つつあります。



ダウンライトの量産品です。大工さんが作ってくれました。素晴らしい・・。



そして本日は、玄関ドアの検査が行われました。なかなか立派なもので、取り付けられるのが楽しみです。この後、白く塗装されてから現場に戻ってくることになっています。

そろそろ工期も半分が過ぎ、様々な部位が同時進行で出来上がり始めています。この後は天井・壁・床が張られる他、間仕切りや作り付け家具が設置される予定です。次回のレポートでは、もう少し家らしい趣きになっていることでしょう。

2009.02.17
 2009.02.07
2月7日発売のモダンリビング09年3月号に、I-Mangoが掲載されました。



1ページなのでさほど大きな扱いではないのですが、「身近な建築家」というコーナーで紹介して頂いています。最新作と言う事で、作品はI-Mangoを取り上げて頂きました。



上は校正の際の原稿なのですが、実際の本に載ったものを見ると芝生の緑がやけに鮮やかになっているような・・。

先月のブログでもお伝えした通り、しばらく雑誌に取り上げて頂く機会が続きます。今のところ

新しい住まいの設計別冊MY HOME 100選 vol.4(2月末発売)
新しい住まいの設計4月号(2/21発売)
PERIOD STYLE 創刊号(3月末発売)

に作品が掲載される予定。先日は、久しぶりにH-OrangeもPERIOD STYLEの取材のために撮影して頂きました。



今後ももっと多くのメディアに掲載して頂いて、より多くの方々に作品を見てもらえるように頑張ろうと思っています。本屋さんで上記の雑誌を見かけたら、是非手に取って見て下さい。

2009.02.07
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