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2010.10.19 |
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このところ、いいニュースが続いています。先日は、F-WHITEがデザインの賞を受賞したという連絡を頂きました。
名称は「DESIGN FOR ASIA AWARD 2010」、香港デザインセンター主催の国際賞です。
http://dfaaward.com/2010/pages/index/
アジアのグッドデザインを振興し世に知らしめるという趣旨で開催されているもので、建築だけでなく、ファッションやプロダクトデザインなども含めた18のジャンルについて作品の募集が行われました。入賞作品の正式な発表はまだなのですが、ENVIRONMENT DESIGN/HOMEの部門でBronze Awardを受賞したと連絡を頂いています。
ホームページを見ると、昨年までの受賞作を見る事が出来ます。2009年の結果を見てみると・・。
http://dfaaward.com/2010/pages/winners/2009/
深澤直人などいわゆるデザイナーのプロダクトの他、プリウスやレーザーレーサーなど、近年話題の製品が受賞しているようです。こういう大企業と個人の作品が並列に並ぶところがプロダクトの面白いところなんでしょうか。2008年は、iPhoneが賞を総ナメにしたようです。しかし、Appleはアジアなのか?
実を言うと、2009年には姉と義兄の事務所であるAlphavilleがGold Awardを受賞しています。他には、大学の研究室の先輩である吉村さんも同じくGold Award。不思議にこういうものには、縁としか言いようのない何かがある気がしてしまいます。
受賞後の詳しいガイダンスはまだなのですが、昨年竹口さんは香港に行っていたので多分表彰式か何かがある。はず。香港はまだ行った事が無いので、とても楽しみです。パスポートを更新しておかないと・・。
2010.10.19 |
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2010.10.15 |
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友人から、「GoogleEarthにF-WHITEが出ている!」という連絡をもらいました。
かつてオープンハウスの際に送った地図を見て、たまにチェックしてくれていたようです。嬉しいなあ。
そしてどうやらまたしても、工事中に写真を撮られていたようです。屋根がまだFRP防水のトップコートで白く塗られておらず、グレーの下地のままです。この状態での航空写真を見るのは初めて。これは貴重かも!
なお、またしてもの理由については2008年11月22日のブログをご覧下さい。前々作のH-ORANGEも工事中の姿がGoogleEarthに載ってしまっています。
http://www3.ocn.ne.jp/~yamamotj/Blog2007/blog200811.htm
前回同様、また撮影日が特定出来るかも知れません。写真は粗くて分かりづらいのですが、既に足場が外されているところから見て完成直前の状態のようです。中庭のデッキも出来ているようですね。建物前面の外構はまさに施工中のようです。これはかなり絞れるな・・。
工事中の記録を見てみると、足場が外れたのは2009年の4月18日、4月20日から中庭デッキを作り始めて23日には既に出来ています。そして外構のコンクリートを打ったのが4月27日なので、それ以後ということはありません。
上は4月23日の時点の現場写真です。まだ外壁が塗装されておらず、ムラが目立っています。外構の工事は、まだ始まったばかりですね。結局日を特定することは出来ませんでしたが、おそらくこの頃に撮られたのは間違いなさそうです。
いやあ、しかし久しぶりに現場写真を引っくり返してみて、なんだか懐かしさにグッと来ました。完成した建物の写真はその後も折りに触れて扱うので「ある時期」とは全くつながらなくなってしまうのですが、現場で作業している時の写真は、濃密にその時期の苦闘や喜びの記憶とつながりを持っているため、一目見ただけで様々な記憶がワッと蘇ってしまいます。
それにしても、F-WHITEについてはGoogleEarth化をとても楽しみにしていたのですが、思いがけず工事中の写真が載った事でもう一度楽しむチャンスが出来たようです。次の更新はいつのことか、気長に待ちたいですね。その頃には一体何をしている事やら・・。
2010.10.15 |
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2010.10.12 |
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F-WHITEの詳細図が、台湾の建築雑誌「IW」のディテール特集号に掲載されました。
前もそうでしたが、「IW」の装丁はいつもカッコいい!スキャンするとちょっと甘い感じになってしまって、クールさが失われてしまうのが残念です。
このようなディテール特集に取り上げられたのは初めてですが、細かい部分の造りにはかなりこだわっているつもりなのでとてもうれしいですね。国内からも、こういう依頼が来ないかな?期待をこめて、ほぼ全文掲載。
下は中庭に面した木製サッシのディテールです。サッシは全て壁の中に引き込む事が出来、遮蔽のない完全な開口を楽しむことが出来ます。
次頁は上から順に引き戸の把手・ダイニングの照明スイッチそしてポスト屋内側の蓋。
把手はコンクリート製、深い意味はないのですが、コンクリートは型枠を作る事で素人でも部品の製造が出来てしまうので、意外とハンドメイドの可能性のある材料だと考えています。
スイッチも実用的な意味はなし、誰かが発見して、建物と同じ形だ!と気づいたら楽しいな、と。この一カ所を引き立たせる為に、他はあえてシンプルな通常のスイッチ(ただし壁と面が揃っている)にしています。
ポスト蓋は把手が落ちる事で自動的にロックがかかるようになっています。あんまり気付く人がいないのですが、凝っているので是非一度しっかりと紹介したい!
さらに以下、全アルミ製のペンダントライト(自作)と木製のダウンライトです。
ペンダントライトは、通常の吊りコードの代わりにアルミのパイプを使用する事で、より配線を細くしているところがミソ。ダウンライトは、既製品のプラスチックのエッジが気に入らないので、木の天井の素朴な感じに合わせて制作してもらいました。
以上!
今回のディテール特集号は2010年に取り上げた作品の中から面白そうなものをという趣旨だったようで、目玉はザハ・ハディド(中国語表記「札哈・哈蒂」)の「羅馬国立21世紀藝術博物館」とスティーブン・ホール(同「史蒂芬・霍爾」)の「丹麥海寧當代藝術博物館」でした。形の上でのみとは言え、彼らと対等な立場での掲載、ちょっといい気分です。
2010.10.12 |
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